考えるおるにちん

おるにちんがマンガアニメその他について考えたこと

RWBYのクロウおじさんのメンタルヘルス(前編)

RWBYを原語版最新作まで追いかけてみている人前提にかいています。vol.7の最新話までのネタバレがあります。

 

 RWBYは、チームRWBYを中心とした血縁者たちの関係がときにフォーカスされるが、ルビーとヤンのヤン方(?)の叔父、クロウ・ブランウェンは特に大人側の中でも行動や考えの描写がされる人物である。彼は盗賊の一族に生まれ育ち人を殺す技術を盗むためにハンターの学校に送られたことや、持って生まれた不幸を招く能力のせいで、人一倍姪たちや仲間への思いやりがあるにもかかわらず、人を寄せつけず、孤独である。彼はオズピンの命令で過酷な命懸けの任務に一人で従事しており、初登場時から酒の入ったスキットルを持ち歩いていた。vol.6ではずっと信じてきたオズピンに裏切られ、アルコールへの依存がより深まっていた。しかし、vol.7 では、アイアンウッドの保護のもと、無意識に不運を呼ぶセンブレンスと真反対の幸運を呼び込むセンブレンスの持ち主、クローバーとの出会いにより、酒を断ったり、少しずつ人のつながりの中にいられるような描写がふえて、よかったねえクロウおじさん、やっとすこし、幸せになれる、と思ってた。甘かった。

(後編へ続く‥‥)

 

この記事は自分のnoteから転載したものです。

note.com