少女のための少女漫画宣言
10歳かそれより少し年上の皆さんへ
あの頃10歳だった私へ書く手紙のような少女漫画を描きたいのです。
その頃の私は、自分が誰にも守られてないように感じていたんだと思います。
だからそんな自分にきっと孤独をまぎらわせてくれる人に出会えるよ、とか、自分が打ち込めるものにであえるよ、とか、おうちの人のことで辛いことを考えるのは当たり前のことだよ、とか伝えたいんです。
少女漫画としてかきあらわすことで、読んでくれるみなさんの心や気持ちを表現する言葉の数をふやすことができるんじゃないかとおもうのです。
そして祈ります。あなた達みんなに助けるためのロープが下ろされることを、それを握ることの出来る知恵と力が私の少女漫画によって与えられることを。